クイーンズ駅伝とよばれる日本実業団対抗女子駅伝競走大会。今年は第39回です!この記事では、クイーンズ駅伝(2019)の日程やコース、出場チームのシードと予選勝ち抜けで出場するチーム、全エントリー選手名と結果予想などをまとめています。
クイーンズ駅伝の基本情報
スタート時刻:12:15
会場:松島町~仙台市(6区間・42.195Km)
参加チーム数:22チーム
テレビ放送予定:11:50~14:54 TBS系列で生中継
主催:日本実業団陸上競技連合
クインーズ駅伝(2019)のコース
区間 | スタート・中継所 | 中継所・ゴール |
1 | 松島長文化観光交流会館前 | 塩竈市地域活動支援センター前 |
2 | 塩竈市地域活動支援センター前 | 塩竈市水道部前 |
3 | 塩竈市水道部前 | 富士科学工業前 |
4 | 富士科学工業前 | 清和学園高等学校前 |
5 | 清和学園高等学校前 | 仙台第二高等学校前 |
6 | 仙台第二高等学校前 | 弘進ゴムアスリートパーク仙台 |
コースは、日本三景の一つ松島をスタートし南に向かい、塩竈市、多賀城市を通過し仙台市に入ります。
ゴールは弘進ゴムアスリートパークで、仙台市宮城野区です。コース距離は42.195㎞。マラソンと同じ距離ですね。
各区間距離と通過予定時間、コース特徴
区間 | 区間距離 | 通過予定時間 |
1 | 7.0㎞ | 12:15~12:38 |
2 | 3.9㎞ | 12:37~12:51 |
3 | 10.9㎞ | 12:49~13:30 |
4 | 3.6㎞ | 13:25~13:42 |
5 | 10.0㎞ | 13:36~14:17 |
6 | 6.795㎞ | 14:09~14:40 |
通過予想時間に全選手が通過するとは限りません。今までのタイムから推測した予想時間です。
出場チームとエントリー選手
出場は全22チーム。
この内、昨年のクイーンズ駅伝で上位8位までに入賞したチームがシードで出場します。
この8チームはクイーンズ8と呼ばれています。
シード以外の14チームは、10月20日に行われた全国統一予選(プリンセス駅伝)で14位までに入ったチームです。
シードチーム(クイーンズ8) 全チームリスト
クイーンズ駅伝2018年の上位8チームです。
優勝はパナソニックでした。
2.天満屋(28年連続28回目)
3.ダイハツ(12年連続29回目)
4.ヤマダ電機(11年連続14回目)
5.ワコール(20年連続27回目)
6.豊田自動織機(12年連続13回目)
7.JP日本郵政グループ(5年連続5回目)
8.デンソー(16年連続27回目)
ここに文章
( )は、出場回数です。
JP日本郵政グループ以外は全て2ケタの連続出場ですから、歴史のある競合チームばかりだというのがわかります。
プリンセス駅伝(予選)通過チーム 全14チームリスト
プリンセス駅伝は、クイーンズ駅伝出場権をかけた全国統一予選です。今年は10月20日に行われました。
既にシードされている8チームは参加していません。
出場権を得た上位14チームのリストです。
2.九電工(9年連続28回目)
3.三井住友海上(2年ぶり25回目)
4.第一生命グループ(21年連続24回目)
5.ルートインホテルズ(2年連続3回目)
6.京セラ(4年連続29回目)
7.日立(3年ぶり23回目)
8.大塚製薬(2年連続7回目)
9.エディオン(2年連続26回目)
10.ユニバーサルエンターテインメント(13年連続13回目)
11.資生堂(4年連続28回目)
12.肥後銀行(4年連続5回目)
13.スターツ(3年連続10回目)
14.ユニクロ(4年ぶり9回目)
ここに文章
エントリー選手 全214選手名
()は、昨年の区間3位までの成績です。
・内藤早紀子(2区3位)
・森田香織(1区1位・2年連続区間賞)
・森田詩織
・堀優花(5区1位・2年連続区間賞)
・渡邊菜々美(3区1位・2年連続区間賞)
・戸部千晶
・森磨皓
・金丸清香
・中村優希
・山口真実
<天満屋>
・小原怜
・谷本観月
・前田穂南
・髙木綾女
・松下菜摘
・青木未晴
・三宅紗蘭
・坪井皓香
・谷口亜未
<ダイハツ>
・吉本ひかり
・久馬萌
・大森菜月(5区3位)
・松田瑞生
・細田あい
・竹山楓菜
・竹本香奈子
・水口瞳
・下田平渚
・武田千㮈
<ヤマダ電機>
・西原加純
・竹地志帆
・石井寿美
・筒井咲帆(3区3位)
・市川珠李(6区1位)
・鈴木翔子
・清水真帆
・宮城亜支亜
・荻野実夕
・田崎優理
<ワコール>
・福士加代子
・一山麻緒(1区3位)
・坪倉琴美
・片山弓華
・谷口真菜
・長谷川詩乃(6区2位)
・安藤友香
・金山琳
・佐藤明日美
・牧田茉優
<豊田自動織機>
・沼田未知
・藪下明音
・萩原歩美
・福田有以
・林田みさき
・山本奈緒(2区1位)
・前田梨乃(6区3位)
・川口桃佳
・ヘレン エカラレ(4区1位)
・小笠原安香音
<JP日本郵政グループ>
・鈴木亜由子(3区2位)
・関根花観
・宇都宮恵理
・鍋島莉奈(5区2位)
・林英麻
・大西ひかり
・菅田雅香
・高橋明日香
・廣中瑠梨佳
<デンソー>
・荘司麻衣()
・池内彩乃
・倉岡奈々(2区2位)
・森林未来
・矢田みくに
・ゼイトナ フーサン
・松本亜子
・小笠原朱里
・松本夢佳
・河北陽菜
<積水化学>
・森智香子
・松崎璃子
・佐藤早也伽
・和田優香里
・青木和
・宇田川侑希
・野村蒼
・髙野みなみ
・飯島理子
<九電工>
・加藤岬
・陣内綾子
・宮崎悠香
・逸木和香菜
・唐沢ゆり
・横石悠貴
・山下莉奈
・林田美咲
・宮田梨奈
・ジェロティッチ ウイニー
<三井住友海上>
・田邉美咲
・野添佑莉
・岡本春美
・橋本奈海
・片貝洋美
・関口はるか
・春野麻友
・古寺冴佳
・玉城かんな
・カマウ タビタ
<第一生命グループ>
・田中智美
・田中花歩
・佐々木文華
・小枝理奈
・上原美幸
・出水田眞紀
・原田紋里
・向井優香
・原田まつり
・鈴木理子
<ルートインホテルズ>
・バウリン カルム(4区2位)
・日髙侑紀
・明石伊央
・坂本ちほ
・加藤海音
・藤田正由加
・神田美沙
・西谷沙綾
・萩野真紀
<京セラ>
・山ノ内みなみ
・松田杏奈
・盛山鈴奈
・床呂沙紀
・中原海鈴
・足立由真
・藤本彩夏
・堀口あずき
・戸田真由香
・中島愛華
<日立>
・鈴木千晴
・小澤夏美
・田山満理
・小井戸涼
・大塚理央
・佐々木芽衣
・佐々木瑠衣
・メリー ジプコ
・田村紀薫
・橋野玲奈
<大塚製薬>
・川内理江
・伊藤舞
・井上彩花
・岡田唯
・横江里沙
・薮田裕衣
・前畑有希
・棚池穂乃香
・福良郁美
・秋山あみる
<エディオン>
・石澤ゆかり
・安井絵里奈
・西田美咲
・横瀬彩也香
・江口美咲
・菅野杏華
・浅田美菜
・石尾木乃美
・林樹里
・萩谷楓
<ユニバーサルエンターテインメント>
・青山瑠衣
・伊澤菜々花
・由水沙季
・和久夢来
・篠塚麻衣
・鷲見梓沙
・秋山桃子
・猿見田裕香
・ナオミ ムッソーニ
・関野茜
<資生堂>
・高島由香
・田中華絵
・ダンカン メリッサ
・木村友香
・高見澤安珠
・今村咲織
・真柄碧
・岡本海愛
・前田海音
・前川祐紀
<肥後銀行>
・猪原千佳
・本田絵里奈
・斉藤真希
・坂元えり
・髙野鈴菜
・松下茉由
・平井見季
・新井沙紀枝
・境田真夕
・儀藤優花
<スターツ>
・佐藤奈々
・上杉真穂
・グレース キマンズィ
・西野まほ
・小川香澄
・赤坂よもぎ
・清水穂高
・西川真由
・原田澪
<ユニクロ>
・康本花梨
・緒方星華
・中尾真依
・平島未来
・吉川侑美
・森野夏歩
・野村沙世
・石塚美里
・今井千尋
結果予想
今年の優勝の行方はどうなるでしょうか?
過去2年間の上位3位のチームを見てみましょう。
順位 | 2017年 | 2018年 |
1 | パナソニック(2:16:45) | パナソニック(2:15:22) |
2 | ダイハツ(2:17:52) | 天満屋(2:16:19) |
3 | JP日本郵政グループ(2:17:54) | ダイハツ(2:16:32) |
パナソニックが2年連続で優勝しています。
(2017年はユニバーサルエンターテインメントがテープを切りましたが、その後ドーピングで陽性がでたため、2位でゴールしたパナソニックが優勝となりました)
選手個人の昨年の成績を見ると、区間3位までの入賞者は1名を除いてシードチームに集中しています。
そして、注目はパナソニック!2年連続区間賞が3人もいるのです!
6区の内の3人です!ぶっちぎりに強いと言えるのではないでしょうか?
しかし、世代交代ということもあり得ます。しかし、この区間賞をとったパナソニックの選手達は、森田香織24歳、堀優花23歳、渡邊菜々美21歳と、まだまだ衰える年齢ではなりません。むしろレース経験も積んで上昇している時期でしょう。
これらの状況を考えると、ことしも優勝はパナソニックが有力だと思われます。
女子実業団駅伝で最高峰のクインーズ駅伝です。
今回は、東京オリンピック出場を決めた前田穂波(天満屋)、鈴木亜由子(JP日本郵政グループ)が出場します。
また、MGCでは惜しくくも敗れましたが、オリンピック代表の残り1枠を狙う選手たちも出場します。
それらの選手の頑張りも見どころですね!
全ての選手が力を出し切れることを祈ります!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。