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「ジョジョの奇妙な冒険・ファントムブラッド」突然一部公演中止の理由は?

「ジョジョの奇妙な冒険・ファントムブラッド」の帝国劇場でのミュージカル公演が、突然一部中止と発表になりました。発表は2024年2月4日。中止になった公演は2日後の6日~8日までの4公演です。この記事では、一部公演中止の発表がどのようであったかと、一部公演中止の理由、ファンの怒りの声などをまとめています。

一部公演中止のお知らせはX(旧ツイッター)で

中止になった初日公演の2日前、2月4日の夕方にXを通じて発表されました。

発表元のアカウントは、「Musicalジョジョの奇妙な冒険ファントムブラッド」、「東宝演劇部お知らせ用」の2つです。

「東宝演劇部お知らせ用」の投稿に出ていたURLをクリックするとしたのお知らせが開きました。

ミュージカル「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」一公演中止を知らせる文章

本当に突然に、SNSを通じての発表でした。

突然の初日から「4公演中止」の理由

上記のお知らせをご覧いただけるとお分かりの様に、理由は

”開幕準備に想定以上の時間を要することとなり、万全の状態で公演をお届けすることが難しいため”

だそうです。

以下の文章は、作品の公式ホームページに載っている、劇場ミュージカル化を発表した時の文章です。

一流のスタッフが集められ、極上の舞台を創り上げようとしていたはずです。

一体どうして”想定以上の時間を要する”事態になってしまったのでしょう?

「第1部 ファントムブラッド」をベースに世界初の舞台化が決定!19世紀末のイギリスを舞台に、主人公ジョナサン・ジョースター(通称“ジョジョ”)と運命的な出会いを果たすディオ・ブランドーを中心に、〈謎の石仮面〉をめぐる熱き戦いと奇妙な因縁を描いた壮大な物語を、100年以上の歴史を持つ演劇の殿堂・帝国劇場に相応しい圧倒的スケール感と、豪華絢爛な装いを併せ持つグランド・ミュージカルとして第一級のエンターテインメントステージに昇華させます。

 

演劇界が注目する気鋭のクリエイター陣が集結。演出・振付には、独自の身体表現を駆使したパフォーマンスや演出で注目され、2015年に荒木飛呂彦原作の唯一の舞台化『死刑執行中脱獄進行中』で構成・演出・振付を手掛けた実績のある長谷川寧を、そして音楽には、ロックを軸に革新的な楽曲を多く生み出してきたフランスを代表するミュージカル作曲家であり、『1789 -バスティーユの恋人たち-』をメガヒットに導き、帝国劇場公演『LUPIN~カリオストロ伯爵夫人の謎~』も手掛けたドーヴ・アチアを、その共同作曲者としてロッド・ジャノワを、脚本・歌詞には、大人気コミック『僕のヒーローアカデミア』(集英社)の舞台化の初演から演出を担い、大ヒットシリーズへと育て上げた手腕を発揮する元吉庸泰を迎える。

大御所が集まりすぎて、収拾がつかなくなってしまったのでしょうか?

これだけ大風呂敷を広げておきながら、開幕準備が間に合わなくて突然初日から3日間の公演中止は、かなり恥ずかしいですね。

どんな公演でもチケットを売った以上ふつうはあり得ない事です。

ファンの怒りの声

原作の人気に加え、キャストもファンが多いタレントぞろいなので、楽しみにしていたファンの怒りの声がX上に相次いでいます。

遠方から来る方は、交通・宿泊のチケットも取っているので、キャンセル代の心配も怒りを大きくしています。

代表的な投稿を3つ紹介します。

この作品のキャストは?

主役はダブルキャストですね。

ジョナサン・ジョースター役
・松下優也
・有澤樟太郎

ディオ・ブランドー
・宮野真守

エリナ・ペンドルトン
・清水美依紗

スピードワゴン
・YOUNG DAIS

ウィル・A・ツェペリ(ダブルキャスト)
・東山義久
・廣瀬友祐

切り裂きジャック
・河内大和

ワンチェン
・島田惇平

ダリオ・ブランドー
・コング桑田

ジョースター卿
・別所哲也

この作品のクリエイティブスタッフ

前出のホームページに掲載された文章に書いてありますが、こちらで見やすくまとめます。

原作
・荒木飛呂彦
「ジョジョの奇妙な冒険」集英社ジャンプコミックス刊

演出・振り付け
・長谷川寧

音楽
・ドーブ・アチア

共同作曲
・ロッド・ジャノワ

脚本・歌詞
・元吉庸泰

そして、制作は東宝です。

初日のチケットは、特に思い入れが大きい方が頑張って入手されていた可能性が高いので、それに報いることができる対応がとられることを願います。