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高校運動部のGPSデバイス導入例や費用は?

プロサッカー選手やドジャーズの大谷選手が黒いブラジャーのようなものを着ていると話題になりました。

これは、デジタルブラジャーとかGPSブラジャーなどと呼ばれていますが、GPSデバイスをポケットに入れ身に付けて運動するためのものです。

近年は日本の高校運動部でも導入して活用している学校が出ています。

この記事では、日本の高校運動部でのGPSデバイス導入例や、活用方法、メリットデメリット、デメリットをお伝えします。

GPSデバイスを部活に導入している日本の高校は?

スポーツ全体としてGPSを導入が進んでいる競技はサッカーです。

他には、ラグビー、アメリカンフットボール、ハンドボール、そして野球などに徐々に活用が広がってきています。

では、日本の高校の運動部での導入状況を見てみましょう。

予想以上の数の高校の運動部がGPSデバイスを導入していました!

やはり一番導入が多い競技がサッカーで、市立船橋、流経大柏などのサッカー強豪校150校以上がGPSデバイスを導入済みです。

高校でGPSデバイス導入が進んでいるのもサッカー部

GPTデバイスを導入している高校サッカー部は驚くほど沢山有りました。

北海道地方

札幌光星高校
クラーク記念国際高校
札幌大谷高校
札幌光星高校
旭川実業高校
札幌創成高校
駒澤大学付属苫小牧高校
など

東北地方

専大北上高校
森岡商業高校
鶴岡東高校
山形明生高校
米沢中央高校
など

関東地方

流経大柏高校
東京学館浦安高校
暁星国際高校
白井高校
東京学館浦安高校
八千代高校
敬愛高校
千葉明徳高校
市立船橋高校
鹿島学園高校
第一学院高校
明秀学園日立高校
宇都宮短大付属校
真岡高校
共愛学園高校
桐生第一高校
健大高崎高校
昌平高校
埼玉県立飯能高校
越谷西高校
武南高校
聖望学園高校
細田学園高校
慶應義塾式高校
正智深谷高校
春日部共栄高校
駒澤大学高校
日体大荏原高校
東海大高輪台高校
関東第一高校
実践学園高校
桐光学園高校
神奈川県立大和高校
三浦学苑高校
横浜創英高校
鶴嶺高校
平塚学園高校
湘南工科大付属高校
横浜商科大高校
鎌倉高校
立花学園高校
相洋高校
横浜南陵高校
など

中部地方

新潟明訓高校
新潟商業高校
東京学館新潟高校
北越高校
高岡第一高校
富山工業高校
砺波工業高校
富山第一高校
金沢高校
小松大谷高校
帝京第三高校
駿台甲府高校
日本航空高校
日大明誠高校
東海大甲府高校
松商学園高校
松本第一高校
松本国際高校
磐田東高校
日大三島高校
掛川工業高校
富士市立高校
藤枝東高校
愛知高校
愛知信和学園大成高校
愛知高校
熱田高校
刈谷高校
愛知工業大学明電高校
四日市工業高校
宇治山田商業高校
三重高校
津工業高校
など

関西地方

比叡山高校
近江高校
草津東高校
京都大谷高校
京都精華学園高校
京都共栄高校
京都橘高校
京都産業大学付属高校
福知山成美高校
東海大仰星高校
常翔学園高校
長尾高校
履正社高校
大阪学院大高校
清明学院高校
関大北陽高校
尼崎市立尼崎高校
雲雀丘高校
三田松聖高校
神戸市立科学技術高校
三田学園高校
報徳学園高校
近大付属若山高校
和歌山北高校
など

中国・四国地方

米子北高校
おかやま山陽高校
玉野光南高校
就実高校
広島銀河学院高校
新庄高校
沼田高校
広島観音高校
広島桜が丘高校
祇園北高校
瀬戸内高校
如水館高校
宇部高校
香川西高校
八幡浜工業高校
愛媛県立松山商業高校
新田高校
明徳義塾高校
高知高校
など

九州地方

築陽学園高校
近畿大学付属福岡高校
誠修高校
福智高校
飯塚高校
博多高校
豊国学園高校
佐賀商業高校
佐賀東高校
佐賀龍谷高校
長崎創成館高校
長崎日大高校
熊本工業高校
熊本商業高校
大津高校
ルーテル学院高校
延岡学園高校
日章学園高校
宮崎第一高校
宮崎日大高校
鵬翔高校
鹿児島情報高校
鹿児島実業高校
鹿児島城塞高校
神村学園高校
れいめい高校
鹿児島高校
那覇西高校
KBC学園未来高校
など

高校運動部でのGPSデバイス活用例

GPSデバイスは、選手の動きをリアルタイムで記録し、走行距離、速度、心拍数などのデータを分析することができます。
これらのデータを、選手のコンディショニング管理やトレーニングメニューの改善、戦略分析などに活用することが可能です。

【事例1】全国大会常連のサッカー部における活用例

全国大会常連校のサッカー部では、GPSデバイスを使って選手の走行距離やスプリント回数などを分析しています。
選手個々の運動量を把握することで、練習メニューを最適化し、効率的なトレーニングを実現しています。
また、試合中の選手の動きを分析することで、チーム戦術の改善にも役立てています。

【事例2】高校野球部における活用例

野球部では、GPSデバイスを使って投手の投球数や球速、捕手の蹲踞回数などを分析しています。
選手の疲労度を客観的に把握することで、練習量を調整し、ケガの予防に役立てています。
また、投球フォームの分析にも活用し、パフォーマンスの向上にも貢献しています。

GPSデバイス導入のメリットとデメリット

GPS導入のメリット

GPS導入で得られるメリットをまとめると、主に次の3点になります。

選手のコンディショニング管理:
選手の疲労度や体調を客観的に把握し、怪我の予防や早期発見に役立てることができます。

トレーニングメニューの改善:
選手の動きを分析することで、個々の選手に最適なトレーニングメニューを作成することができます。

戦略分析:
試合中の選手の動きを分析することで、チームの戦術や戦略を改善することができます。

GPS導入のデメリット

導入に伴う問題点として以下のようなことが挙げられます。

  • GPS高額な購入費用
  • データ分析にスキルが必要
  • プライバシー保護への配慮

GPSデバイス導入に必要な費用

実際にGPSデバイスを導入するためには、デバイス自体の購入費用、データ分析や管理のためのソフトウェアライセンス料、導入後の運用コストなどが必要となります。

また、導入にあたりスタッフの研修やデバイス管理にも費用や時間・労力が必要です。

公表されているGPSデバイスの単価は輸入もので1台辺り100~300ドル程度です。

つまり、15,000~30,000円で、それが人数分必要になるのですから結構な金額になります。

ソフトウエアのライセンス料金は年間で500~2,000ドル、つまり75,000~300,000円になります。

ソフトウェアのアップデートやデバイスのメンテナンスにも費用がかかる場合があります。

これほどの高額な装置を前出の多くの高校が導入できたことに驚きを覚えましたが、日本の高校運動部の強い味方のGPSデバイスの会社がありました。

それは、サッカーの本田圭佑選手が経営するSOLTILO(ソルティーロ)株式会社の子会社のSOLTIO KNOWSです。

この会社は若い選手のチームにGPSデバイスを導入し、サッカーの技術を上げることを理念にしています。

そのため価格をできるだけ抑え、チームで宣伝に貢献することで費用を下げるなどの工夫も取り入れています。

高校運動部にGPSを導入するためのh異様工面の方法

費用の工面に関しては予算の確保が大きな課題です。

学校の予算、地域や企業からの支援、クラウドファンディング、保護者やOBからの寄付などが考えられます。

保護者の理解を得て、部費を値上げすることは費用を確保する上で一番確実と言えるでしょう。

「SOLTIO KNOWS」の場合は、高校サッカーチームにスタッフが出向き、部費の値上げに賛同してもらうために説明会を行うなど、GPSデバイス導入のために親身になって行動しているようです。

まとめ
高校の運動部、特にサッカー部でGPSデバイスの導入が進んでいます。
勝つためには、チームやチームメンバー一人一人の動きを把握して練習メニューを改善したり、試合に臨むことが必要になってくるでしょう。
費用をできるだけ抑えて、GOS導入を進めて最先端の練習や試合ができることを願います。