NHKの朝ドラ「おちょやん」でヒロインの初恋相手の映画助監督小暮役を演じた若葉竜也さん。最初は線が細い人だなぁと思いながら見ていましたが、だんだん引き込まれてしまい、演技力とイケメンぶりにすっかりやられてしまいました。この記事では若葉竜也さんの出身校やそうそうたる出演歴、演劇一家の家族についてなどをまとめます。
若葉竜也のプロフィール。高校や大学はどこ？
本名：最上竜也(もがみ りゅうや)
生年月日：1989年6月10日
血液型：A型
身長：174cm
出身地：東京都練馬区
最終学歴：私立堀越高校
名前は｢｢たつや｣ではなく、「りゅうや」です！本人も間違えられないように機会があると｢りゅうやです」と言っているようです。
若葉竜也さんが卒業したのは、多くの芸能人が通っている都内の私立堀越高校卒業です。
プロとして活躍している芸能人やスポーツ選手が大勢通う高校として有名です。
最近はこのコースから大学進学者も増えていますが、若葉竜也さんは大学には進学していません。
若葉竜也はチビ玉三兄弟の一人だった！
画像引用：https://ameblo.jp/ichinojo-wakaba/entry-11965761899.html
次男若葉一之丞のブログより
上の写真は2014年12月のもので、成長したチビ玉三兄弟の写真です。
右から長男･紫さん、次男･一之丞さん、三男･竜也さんです。三人ともシュッとした顔立ちですね。
若葉竜也さんは、大衆演劇「若葉劇団」の役者一家に5人兄弟の三男として生まれ、1歳で初舞台を踏んでいます。
若葉竜也さんの優れた演技力には、血筋や環境も影響しているのでしょうね。
1994年、若葉竜也さんが4歳の頃、兄二人と竜也さんの三人が「チビ玉三兄弟」を名乗りました。
3人とも女形も演じていたのですね。
劇団の看板役者として活躍するチビ玉三兄弟の様子をフジテレビがドキュメンタリーで取り上げ、全国的に知られるようになりました。
弟と妹も共に役者として活躍し、若葉劇団は全国公演はもちろん、1997年にはアメリカ公演を行うほどでした。
充実した出演作品(映画)
若葉竜也さんのテレビ、映画、舞台の出演作は相当な数になります。
「野ブタをプロデュース」「ごくせん」など高視聴率の番組が名を連ねます。
ですが、まずは、現在の若葉竜也さんに通じる節目になったと感じる３作をご紹介します。
若葉竜也ファンはもちろん、最近竜也さんを知って気になってる～！という方々に是非見て頂きたい作品です。
NHK大河｢徳川慶喜｣、テレビ初出演作
9歳の時に、大河ドラマ｢徳川慶喜｣に出演しました。
主役の徳川慶喜の幼少時代、七郎麿の役でした。
成長した慶喜を演じた主演は元木雅弘さんです。
見たくなりますよね、大河ドラマ出演の9歳の竜也さん！
探してみたら動画配信サイトU-NEXTで配信されていました！
竜也さんが出演するのは第一話です！
子どもだった竜也さんは、成人してからのインタビューで、当時はNHK大河に出演することの凄さを知らずに撮影に行ったので、スタッフの人数の多さにびっくりしたと話しています。
｢４TEEN」石田衣良原作・廣木隆一監督
14歳の少年4人の友情や東京の下町に住む人々との交流を描き、高い評価を得たほろ苦さのある青春映画です。
石田衣良さんの直木賞受賞作｢４TEEN｣の映画化で、監督は廣木隆一監督です。
竜也さんは自身も出演した時はティーンエイジャーで、クールな秀才の役柄でした。
共演者はその後も俳優として活躍している柄本時生さんや、落合モトキさんです。
この映画について竜也さんは、2018年にCINRA.NETのインタビューで、次のように話しています。
｢(その後)役者をやっていく動機としては大きかったかもしれないです。そこでいままで感じたことのない高揚感みたいなものを感じて。｣https://www.cinra.net/interview/201804-dynamitescandalmori
竜也さんは、｢それまでは役者を嫌々やっていた面もある｣と話していて、｢４TEEN」｣は竜也さんに“役者”や”映画”の面白さを感じさせた大事な作品となりました。
その後、竜也さんは廣木隆一監督の｢君が僕を知っている｣｢雷桜｣など、複数の作品に出演しています。
「４TEEN」の基本情報
原作：石田衣良｢４TEEN｣
監督：廣木隆一
脚本：斎藤ひろし
制作年：2004年
共演者：角田紳太朗･柄本時生･落合モトキ･菅原文太･中尾ミエ･寺島進
受賞：第42回ギャラクシー賞 テレビ部門選奨、第59回文化庁芸術祭テレビ･ドラマ部門 優秀賞、平成17年日本民間放送連盟賞テレビドラマ番組部門 最優秀賞
制作：WOWOW
｢４TEEN｣は、U-NEXTの配信で見られます。
｢葛城事件｣崩壊する家を描く問題作
池田小事件や秋葉原通り魔事件など実際に起こった凶悪事件を取材して脚本が書かれた作品です。
金物店を営む父葛城清（三浦友和)と幸せに暮らしていた専業主婦の母(南果歩)、２人の息子(新井浩文、若葉竜也)の家族が、父の支配の強さがゆえに崩壊していき、ついには次男が凶悪な犯罪を犯し死刑囚となります。更に、獄中の彼と結婚したいと言う死刑制度に反対する女性(田中麗奈)が現れるという予想外のストーリーが加わります。
実際の事件や犯人を取材して書かれたことが重さを増し、見た後、救いようのない気分になりますが、重みがある社会派の映画です。
凶悪な殺人事件を起こす次男の役を若葉竜也さんが演じていて、竜也さんは、この役を是非演じたいとオーディションを受け、役を勝ち取りました。
大変難しい作品の難しい役に自ら挑戦し、高い評価を得ました。
｢葛城事件｣の基本情報
監督･脚本：赤堀雅秋(あかほりまさあき)
制作年：2015年
共演者：三浦友和･南果歩･新井浩文･田中麗奈
受賞：新藤兼人賞･金賞、ヨコハマ映画祭･森田芳光メモリアル新人監督賞
映画祭出品・モントリオール世界映画祭に正式出品
｢葛城事件｣は、U-NEXT やAmazonプライムで鑑賞できます。
若葉竜也の代表作を配信でみるには
竜也さんが出演した過去のドラマや映画を、配信サイトで見ることができます。
代表作としてあげた｢徳川慶喜」｢４TEEN｣｢葛城事件｣の3作が全部見られるのは、配信サイトの｢U-NEXT｣です。
しかも、この3作以外の出演作も多数見られるので、若葉竜也ファンにはお勧めです。
Amazonプライムビデオでも竜也さんの出演作が見られますが、私が若葉竜也ファンに推す作品が揃っているのはU-NEXT です。
U-NEXT は登録すると最初の31日間はお試し期間として会費なしで見られるので安心です。
この情報は2021年３月５日現在です。最新情報は各公式HPでご確認下さい。
| 配信サイト名 | 若葉竜也出演作と特徴 | 無料期間 | 月会費 |
| U-NEXT |
｢徳川慶喜」「４TEEN｣「葛城事件｣その他映画･ドラマ9作品
｢徳川慶喜」配信が貴重！ |
31日間 | 2,189円(税込) |
| Amazonプライムビデオ | 脇役として出演している作品が複数あります。｢４TEEN｣「徳川慶喜｣は配信していません | 30日間 | 500円(税込) |
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映画「AWAIKE｣で吉沢亮とダブル主演
2020年12月25日に公開された映画で、若い将棋の棋士が主人公の青春映画です。
プロの棋士を目指していた大学生英一(吉沢亮)は、プロ入りがかかる大事な対局で天才的に強い陸(若葉竜也)に敗れ、プロ棋士を諦めます。
学生生活に戻った英一はコンピューター将棋のプログラミングに夢中になり、コンピュータ将棋の大会で優勝。コンピューター将棋と棋士の対局出場を依頼され、陸との再対戦に挑戦します。
プロ棋士の夢に破れた挫折感をもつ英一と、天才とされる陸のコントラスト。2人の若い俳優の演技が見所です。
｢AWAKE｣の基本情報
監督･脚本：山田篤宏(やまだあつひろ)
制作年：2019年
共演者：吉沢亮･落合モトキ･寛一郎
その他の主な出演作品(映画、テレビ)
「千代ちゃん、僕と一緒に東京に来てくれないか」#若葉竜也 #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/OxYRQyGOj3
— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) January 27, 2021
映画
・恋する日曜日 廣木隆一監督
・ごくせんTHE MOVIE佐藤東弥監督
・雷桜 廣木隆一監督
・GANTZ 佐藤信介監督
・DOG×POLICE 七高剛監督
・源氏物語 千年の謎 鶴橋康夫監督
・明鳥 福田雄一監督
・パンク侍、斬られて候 石井岳龍監督
・愛がなんだ 今泉力也監督
・朝が来る 河瀨直美監督
・罪の声 土井裕泰監督
TV （）は演じた役
・菊次郎とさき(北野大)
・君が僕を知っている(横森直)
・野ブタ。をプロデュース(シッタカ)
・マイ☆ボス マイ☆ヒーロー(星野陸生)
・赤い糸(安田愁)
・警官の血(ミドリ)
・ごくせん(吉田竜也)
・彼、夫、男友達(相川光男)
・謎解きはディナーの後で(沢村佑介)
・さばドル(梨本佑司)
・勇者ヨシヒコと導かれし七人(キジ)
・ブラックスキャンダル(水谷快人)
・コールドケース(朝倉弘人)
・令和元年版 怪談牡丹灯籠(黒川孝助)
・有村架純の撮休(田中)
・おちょやん(小暮真冶)
書ききれないほど多くの作品に出演しています。
これだけ実績がある竜也さんですが、｢おちょやん」がNHKの朝ドラ初出演でした。昔からのファンの中には｢やっと朝ドラに出演した｣という思いがあるようで、待ち望まれたキャスティングでした。
若葉竜也の芸能界での交友関係
2020年12月には、フジテレビの｢僕らの時代｣に吉沢亮さん、落合モトキさんと出演しました。
落合モトキさんとは、15歳の時に｢４TEEN｣での共演し、吉沢亮さんとは映画｢AWAKE｣で共演したばかりです。
落合モトキさんは、若い頃に竜也さんの家に遊びに行ったら彼女がいて素麵をご馳走になったというエピソードを披露していました。
その話が出た時、竜也さんが赤面したのがわかり、ちょっと焦ってるのでは？とほほえましく思いました。
他にも子役時代からの旧知の仲の仲野太賀さん、舞台で共演して以来の付き合いの菅田将暉さん、ムロツヨシさんなど人気俳優の面々と交流があります。
ムロツヨシさんは、自分が共演したい俳優と演じたい脚本を演じる舞台として｢muro式」というお芝居を継続的に開催していますが、その第９公演では、若葉竜也さんとの2人舞台を実現しています。ムロツヨシさんの若葉竜也さんへの信頼が感じられますね。
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今、実力がある20代30代の俳優さんが多いなぁと感じています。
竜也さんと交流のある方も演技力の高い俳優さんばかりですね！
若葉劇団は現在活動休止中
若葉劇団は、若葉家の5兄弟がそれぞれの道を歩き出しました。
そこで、若葉劇団は一度解散し、新たに｢新生若葉劇団｣を新たに立ち上げました。座長は長男の若葉紫さんです。
チビ玉三兄弟の現在
長男の紫さんは津軽三味線プレーヤーとして活動しつつ新たな舞台芸能を模索中とツイートしています。
7歳で初舞台を踏む。チビ玉三兄弟の中心として活動してきた。2000年に新生若葉劇団を立ち上げる。 伝統の継承と破壊を基本理念に、新たな舞台芸術の可能性を日々模索している。
津軽三味線を9歳から初め名取を取得。
津軽三味線プレーヤーとしても活動中。
Graduated from the University of Tokyo. pic.twitter.com/m4EqwhWvJ8— 若葉劇団 若葉紫(Murasaki Wakaba) (@MURASAKI_WAKABA) December 6, 2020
次男の一之丞さんは、蜷川演劇に出演するなど俳優としての活動を経て、現在東京渋谷のダンス教室DANCE STUDIO SiSでダンスを教えています。
期待される若葉竜也さんの今後
映画、テレビ、舞台でも俳優として活躍する竜也さんは、2018年に映画監督にも挑戦しました。
「蝉時雨」という、売れない俳優が運営する劇団のストーリーです。
この作品は、門真国際映画祭で、最優秀作品賞を受賞しています。
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大衆演劇の家に生まれ、物心がつく前から舞台に立った子供が、演じるだけではなく監督に挑戦するまでに成長したのですね。
2021年4月には、竜也さん主演の映画｢街の上で」も公開されます。
これからの竜也さんの作品を見るのが益々楽しみです。
