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FNS歌謡祭で嵐を襲った放送事故の真相は?マイク不調でメンバーが神対応の内容とは?

2019年FNS歌謡祭第1夜で、嵐の過去のFNS歌謡祭出演シーンを放送しました。その中に”放送事故”と言われている年の映像がなかったことが話題となり、SNS上やファンの間で寝た子を起こした状態になりました。
この記事では、FNS歌謡祭で嵐を襲った放送事故の真相とは何かと、マイク不調でありながらメンバーが神対応したことなどをまとめています。
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FNS歌謡祭2011「迷宮のラブソング」で嵐を襲った放送事故とは

2011年のFNS歌謡祭の様子と嵐の出番

実は、私はこの放送を見ていなかったのですが、今回、「フジテレビが嵐の放送事故があった年のFNS歌謡祭をスルーした!」という声に興味を持ち、真相を知るべく、色々なブログや動画を調査してみました。
2019年放送後のツイート

2011年のFNS歌謡祭は、12月7日(水)でした。

この頃FNS歌謡祭の放送は1日だけで、午後7時から約4時間の番組。この年は全部で81曲が歌われました。

司会は草彅剛さんと高島彩さん。

会場は現在の第1夜と同様、グランドプリンスホテル新高輪の豪華な大宴会場「飛天」でした。

出演アーティストがコラボを組んでパフォーマンスを披露するのは2005年に始まり、この年も多くのコラボが注目されました。

嵐は、2曲歌い、どちらも他のアーティストとのコラボでした。

 

1曲目は、松下奈緒さんのピアノ伴奏で、南こうせつさんと一緒に1974年のかぐや姫のヒット曲「妹」を歌いました。

2曲目は、バイオリニストの葉加瀬太郎さん、宮本笑里さんとのコラボで「迷宮のラブソング」でした。

1曲目は何事もなく無事に歌い終え、アクシデントが起こったのは、2曲目の「迷宮のラブソング」でした。

歌声が聞こえない!

葉加瀬太郎さんや宮本笑里さんのストリングスも加わり軽快にイントロが始まり、二宮くんがアップで映り歌い始めました。

ところが、「あれ?! よく聞こえないんですけど!!」な状態!あきらかにボリュームが異常に低い!

画面に映っているのは二宮君ですが、この歌は櫻井君主演のドラマの主題歌で、出だしは櫻井君も一緒に歌う曲です。

それなのに歌い出しの櫻井君の声は二宮君の声以上に聞こえず、アップで映っている二宮君のソロでスタートしたのかと思ったくらいです。二宮君も、「おやっ?」と異常に気づいたと思える顔つきです。

すぐにボリュームはあがるのですが、それは歌い手がピアノからフォルテに変えるように声のボリュームを変えた変化とはとても思えず、機械的にボリュームを変更したとしか思えませんでした。

しかも、それでもまだボリュームは十分上がらず、フラストレーションがたまる声の聞こえ方でした。

他のメンバーの歌声もマイクに乗りきれず、煮え切らない聞こえ方でした。

歌いきった嵐と神対応に賞賛の声

嵐の5人は、マイクの不調に揺るぐことなく、かっこよく踊り歌い続けました。

多くのファンが、メンバーの表情や口の開け方から判断して、5人はマイクの不調に気づいていた、いつもより声を張り上げている、など気づいたことをSNSにあげていました。

そして、放送後に目立ったのが、大野君と二宮君の気転の効いたプロの対応を評価する書き込みでした。

歌っている最中に、大野君のマイクより二宮君のマイクの方がマイクボリュームが大きかったことに気づいた2人が、大野君のソロが始まる前、テレビに葉加瀬太郎さんのアップが映った一瞬の間に、マイクを取り換えたというのです。

まさに神対応!テレビを見ている人にはわからないようにスマートに対応したということです!

会場でこの様子を見た人からこの話が広がったのだと思われます。
2019年放送後のツイート

ファンをいらだたせた投稿やフジテレビの謝罪

一方、「嵐は声量がない」「歌が下手」など嵐の歌唱力に問題ありという投稿がSNS上にかなりあがったということです。

嵐ファンは、マイクの不調に関わらず歌い切ったのに、歌唱力をとやかく言われて悔しかったことでしょう。

そのファンの悔しさや怒りに拍車をかけたのが、フジテレビサイドからの誠意が感じられないお詫びでした。

番組中に機材の不備をお詫びする言葉はなく、最初にあったのが、スタッフがSNSに出した「ごめんなさい」で、十分な説明もなく、その謝罪の仕方も納得されませんでした。

番組のプロデューサーからの謝罪も、個人的なブログに出しただけだったという話がアップされており、「フジテレビが嵐に嫌がらせをしたのではないか」という噂まで出てしまっていました。

2011年FNS歌謡祭放送後のツイート

このアクシデントの元は、音響設備の不備であったというのが、音楽方面の専門家の見方として出ています。
結局、細かい経緯の真相は、その時のスタッフにしかわからないと思われます。

ですが、今回、色々動画や書き込みをチェックして、嵐がこの程度のことでは動じず、プロの対応ができるタレントであることや、チームワークが良いことなどが、改めてよくわかりました。

FNS歌謡祭は、出演者の数が多く、スタッフのお仕事も相当大変だろうということは想像できます。

一方、ファンはお目当てのアーティストの出演や、普段と違うコラボの歌をとても楽しみにして歌声を聞いるのですから、今後、声が聞こえないという致命的なトラブルが二度と起きないことを願っています。

FNS歌謡祭2011 嵐の「迷宮ラブソング」動画:https://www.youtube.com/watch?v=ItLY_Iq2UWE

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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