記事内に広告を含みます

愛猫を猫コロナウイルス感染から守るには消毒が有効!食器やトイレを手軽に衛生管理するには?

猫が感染する猫コロナウイルスというウイルスがあります。愛猫家には気になりますね。この記事では、愛猫を猫コロナウイルス感染から守るには消毒が有効であることや、食器やトイレの衛生管理の方法をまとめています。

猫コロナウイルスと感染について


猫コロナウイルスは発症する力が弱いです。しかし、万一発症して悪化すると命を落とす病気になります。
消毒をしっかりすることで感染を防ぎましょう。

猫コロナウイルスは、2019年12月に出現した新型肺炎をおこすコロナウイルスと同様にコロナウイルス科のウイルスです。

人には感染しないウイルスで
感染経路は、次の2通りがあると考られています。
・猫から猫
・猫から人を介して猫へ

猫から猫の感染では、排泄物や唾液が感染経路になるので、トイレや食器を介してや、猫同士のなめあいで感染します。

猫から猫へは感染しやすいため、多頭飼いの場合は注意が必要です。

人を介する場合は、猫がなめた手で他の猫に触ったりウイルスがついた衣服を着て猫を抱いたりすることで感染させると考えられています。

猫コロナウイルスの症状

感染力は強く、多くの猫が猫コロナウイルスを持っています。

ですが、発症するケースは少なく、ほとんどの場合ウイルスを保有するだけの状態です。

発症すると下痢など腸炎の症状が出ます。

稀に猫コロナウイルスが体内で異変を起こし、猫伝染性腹膜炎を発症することがあります。

猫伝染性腹膜炎の症状はとしては、発熱、食欲不振、元気がなくなるなどが、まず現れます。

病状が進行すると、最後には臓器や神経が不調に陥り死に至るので、あなどれません。

猫コロナウイルスの予防策は消毒が有効


猫コロナウイルスの感染する力は弱いので、消毒をきちんとするだけで効果があります。

特に消毒をきちんとしたいのは、猫の食器とトイレです。

食器の消毒・おすすめのやり方と注意点

お金をかけずに手軽に消毒をする方法をご紹介します。

アルコールや洗剤(界面活性剤)を使うだけで消毒効果があります。

洗った後はしっかり水けをふき取って、水けを残さないようにしましょう。

更に気になる方はスプレー式のアルコールを吹きかけるとよいでしょう。

人間の食器と同じように、毎日洗いましょう。

トイレの消毒・おすすめのやり方と注意点

ハイターE(塩素系漂白剤)を使うと、効果があり価格も安いです。

トイレも毎日洗剤で洗いましょう。

洗った後、タオルを薄めたハイターの液に浸して絞り拭くことで消毒になります。

タオルは、その後洗って完全に乾燥させましょう。

<その他の予防策>
・室内で飼育する
・猫のストレスになるような多頭飼いをしない
・人は、よその猫を触ったら必ず石鹸で手を洗ってから飼い猫に接する

猫にストレスがかかっていると免疫力が弱まり、猫伝染性腹膜炎の発症や重症化の引き金になります。
無理な多頭飼いをしない、不安や不快感を与えないなど、猫ちゃんのストレスをためないよう気を付けましょう。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。