『頭痛が痛い』(PFF2020入選)は死にたい少女の逃避行

『頭痛が痛い』はずっしり見応えがある作品です。私には頭痛というより、ふらふらで1秒も直立できない苦しさにのたうち回るような重さがありました。

脚本も書いた守田悠人監督が、この作品を完成するまでにどんな人達に会ったり取材をしたのか、どんな経験をしたのかにも興味を持ちました。

この記事では『頭痛が痛い』の作品情報をご紹介します。(10月29日現在)

 

『頭痛が痛い』を動画配信で見られるのはDOKUSO映画館

映画に力を入れている大手の動画配信サイトでの配信状況を調べました。

(2020年10月27日の時点です。最新情報は公式サイトでご確認下さい)

動画配信サービス 『頭痛が痛い』配信有無
DOKUSO映画館 あり
U-Next なし
TSUTAYA.TV なし
Netflix なし
dTV なし

10月29日の情報です。最新情報は各公式サイトでご確認下さい。

大手の動画サブスクサイトでは『頭痛が痛い』を配信していませんでした。

おすすめは、DOKUSO映画館です

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優等生のいくと不登校の鳴海。一見、相入れないふたりが「死にたい」という苦しみを共有し距離を縮めていく…。配信やSNSといった時代がもたらす問題を捉えつつ、生きづらい少女たちの声に真摯に向き合った作品。

現代の死にたい少女たちの切実な叫びが聞こえてくる

作品の基本情報

監督・脚本・編集:守田悠人
プロデューサー:佐藤塩
撮影・照明:田中丈尊
録音:五十嵐猛吏
音楽:大村知也
助監督:砂糖塩、阿部友馬、今村嶺

2020年
131分

守田悠人監督 プロフィール
1997年生まれ、愛知県出身
日本映画大学映画学科脚本コース卒業
「幸福なLINE」で第28回新人シナリオコンクール佳作1位を受賞
最も影響を受けた監督は、エドワード・ヤン

 

脚本が素晴らしいと思いました!

キャスト

阿部百衣子(島内いく役) 1996年生まれ。多摩美術大学演劇舞踏デザイン学科卒業。俳優/表現家として活動
せとら えと(佐藤鳴海役) フルーランスモデル・女優として活動。東京中野のバーに勤めている

鐘ヶ江佳太
山本華容子
杉山宗賢
大友久志
ナツメ

 

主役の2人が素晴らしかった!死にたがる佐藤さんが苦しそうで怖かった。

『頭痛が痛い』のネット上の感想・口コミ

「タイトルが良い」と言う声が見られます。私は、このタイトルだけ見た時は、ユーモラスな映画かと思いました。

タイトルが秀逸。引用:filmarks.com

保健室や食卓など、心の距離が伝わる画面構成に興奮しました。引用:filmarks.com

現代に生きる少女二人の逃避行だけを描くのではなく、一定の距離感を保った外部の大人の物語も描くことで、客観的な視点が尊重されていたように思いました。
引用:filmarks.com

もっと観たい監督。引用:filmarks.com

 

国立競技場建設現場は、少女たちの苦しみに気づけない周りを象徴しているのでは?と思いました。最後に遺書を投げ捨てるのもこの場所です。

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