千葉県松戸市の本土寺はあじさい寺として有名ですが、紅葉もきれいなお寺です。
この記事では、本土寺の紅葉(2019年)の見頃がいつかという情報や、本土寺のお土産やランチのおすすめ、最寄駅の常磐線北小金駅からのアクセスなどをまとめています。
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本土寺はどんなお寺か
宗派寺寺格 日蓮宗本山
創建 1277年
開聞時間 8時~17時(最終受付16時30分)
拝観料 大人500円、子供300円(紅葉とアジサイの時期のみ。他は無料)
約1万坪の広い境内に5万本のあじさいが植えられ、あじさい寺として有名になりました。
あじさいの他に、菖蒲や水連、紅葉もとても美しいお寺です。
建立から740年以上たつ本土寺はインスタ映えスポットがたくさんあります。
あじさいや紅葉の季節は見物客で混雑するため、三脚を使った撮影は禁止されていますので気を付けてください。
本土寺の紅葉の見どころと今年の見ごろ
本土寺の紅葉のみどころ
本土寺の建物は歴史を感じる趣のあるものばかりです。
紅葉の見栄えが良い場所としておすすめなのは、木造の美しい建造物と、鮮やかな赤や黄色の紅葉との組み合わせが楽しめる場所です。
写真は11月9日の撮影なので、まだ紅葉は始まっていませんでした。
1. 仁王門の辺り。本土寺入り口の趣のある仁王門と紅葉を一緒に鑑賞できます。
2. 鐘楼、五重塔、本堂などを紅葉越しに鑑賞。受付を入って順路通り左側に進んだ所です。
3. 本堂の長い渡り廊下。古い木造建築の良さが感じられ、お寺らしい風情があります。
4. 菖蒲池近くの長い渡り廊下。これもまた日本の古いお寺らしい風景になっています。
菖蒲池のそばにある大きな銀杏の木が素晴らしいです。
▼五重塔の周りの木々が紅葉すると素晴らしいです。木の色が美しくなくて残念!
本土寺の紅葉の見頃
昨年、11月24日に行ったところ、真っ赤に時は色づいた木はまだほとんどありませんでした。
今年は11月9日に行ってみましたが、まだまだで、去年以上に寒さが遅いように思います。
気象協会の情報では、本土寺は11月25日現在、まだ見頃とは判断されていません。
見頃は12月の初旬辺りではないかと思います。
ニュースでも関東の紅葉の見頃情報は流れているので、それらもご参考になさってください。
▼小さい竹林を抜けると、菖蒲池に出ます。
▼菖蒲池
本土寺参道のお土産屋さん
本土寺のお土産屋さんは、参道の仁王門寄りの端に2軒並んでいます。
地元農家が経営する「赤門屋」と「黒門屋」
黒と赤が並んでいるのですね。
イチオシのお土産は漬物
鎌倉辺りの和洋菓子を扱っているようなおしゃれなお土産屋さんとは、売っているものも雰囲気もちょっと違います。
赤門屋も黒門屋も農家だけあって、大きな樽で漬けた漬物がメインの商品です。いろいろな野菜を付けた大きな樽が並んでいるのを見るだけでも楽しいです。
▼ズラーッと並ぶ漬物樽
トマトの漬物、丸ごと玉ねぎの漬物など珍しい漬物もあるし、同じ福神漬けでも違う味付けの物が何種類もあります。
試食が出ているものが沢山あるので、試食でお気に入りの漬物を探せますよ。
▼赤く見えるのは、丸ごとのたまねぎの漬物
グラムで量り売りもの、最初から袋に詰められているものなど色々あります。
みずみずしい生野菜も持ち帰る価値あり
もみじの季節や、普段なら週末の朝に行くと、赤門屋さんと仁王門の間で朝採りの野菜が売られています。
私は青々とした葉がついた大根を買いました。
葉がおいしいだけでなく、大根そのものもみずみずしくてとても美味しかったし、スーパーの大根より日持ちも良かったですよ。
あじさい寺ならではの「あじさいネギ」というネギもあります。
所謂わけぎとか万能ねぎのようなものですが、いれものに「あじさいネギ」と書いてあるので、この土地の物だというのはわかります。
持ち帰り用にビニールの手提げ袋に入れてくれますが、電車に乗って買えるのに大きな大根やネギが見えるのが恥ずかしい方は、是非とも大きめのエコバッグなどを持って行くのがお勧めです。
瓶詰のお土産品
人に渡すお土産で、漬物や野菜はちょっと、という場合には瓶詰の物がおススメです。
フキノトウ味噌は、生産地のラベルが貼ってあるので、ご当地のものだと伝わりますね。
他にも、瓶詰のネギ味噌類などはご飯のおともになるので、喜ばれそうです。
お団子やお饅頭も美味い!
炭火で焼いたお団子や蒸したてのおまんじゅうもあります。
店先で炭火で焼いているよもぎ団子はよもぎの香りと炭火焼きの香ばしさが格別です。
せいろで蒸しているおまんじゅうも、ホクホクして美味しい!です。
昨年は、農家さんらしい芋がらという乾物も売っていました。
芋がらというのは、お芋のツルを干したもので、水でもどしてから調理して食べます。
いかにも食物繊維が豊富そうな食べ物で、お味噌汁やなべ物に入れると歯ごたえが楽しめます。
昔おばあちゃんが買ってきてお味噌汁に入れたことがあったので懐かしかったです。お味噌汁にしてみようとさっそく買って帰りました。
強い歯ごたえがある”おふ”みたいな、ユニークな食感を試してみたい方はぜひ!
本土寺周辺のおすすめランチ
黒門屋
まず、お土産屋の黒門屋さんの奥で食事がとれます。
奥の無料休憩所ですが、お団子など店先で売っているものとお蕎麦など、軽食が取れます。
軽く食べたい方や、本土寺の中を歩き回って疲れたーという方は、こちらで小休止するのも良いと思います。
お店の間口が広く開いていて暖房の効きがイマイチだと思います。寒い日は寒がりの方にはちょっとつらいと思います。
ここからは、参道に入口が面していない食事処を紹介します。
かふぇどえんで
本土寺を出て参道の右側にある民家の1階です。
私が行った時は、紅葉シーズン前の平日だったので営業しているのかな?と思うようなたたずまいでしたが、ちゃんと営業しているようです。
夢波亭
参道を駅に向かって帰っていく左側に、夢波亭とコメドールというレストラン2軒の看板が出ていたので、看板通りに歩いて行ってみました。
矢印の示す方に進んで行き、ピンク色のアパートと白い自販機の手前を右に入ると、右側の民家に夢波亭の看板がかかっていました。
この日は定休日でひっそりとしていましたが、こだわってるお店っぽいので、是非行ってみたいです。
北小金駅からのアクセス
最寄駅はJR常磐線(各駅停車・千代田線に接続)の北小金駅です。快速は止まりません。
西日暮里駅から千代田線に乗る場合、柏行き、我孫子行き、取手行きにのどれか乗れば乗り換えなしで30分ほどです。
改札からの道のり
改札を出たら左に曲がり、直進すると線路を超える歩道橋に直結しています。
階段を下りて、右に向かって行くと、すぐに本土寺の参道に入る交差点なので、あとは並木の参道を直進です。
徒歩10分くらいです。
本土寺の参道脇に駐車場もありますが、紅葉とあじさいの季節はすぐにいっぱいになってしまうようです。
また、周辺は住宅地で道が狭いこと、渋滞することなどは地元ではよく知られています。
電車の利用をお勧めします!
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。